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未来を支える
根っこをつくる

谷戸幼稚園が

大事に

考えること

子どもたちの毎日は、とてもクリエイティブです。

五感をフルに回転させて身の回りの人やものに働きかけ、「自分」を創り上げていく幼児期。

人の一生の核をつくる、このかけがえのない大切な日々を、生き生きと過してほしい。

人とつながる心地よさを感じながら、自分を自分らしく表現してほしい。

そんな願いを抱きながら、子どもたちと生活を共にしています。

谷戸幼稚園が考える、6つの大事にしていることをお伝えします。

遊び
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「遊び」の中にこそ

「学び」がある

日常の遊びこそが最高の学びの場。谷戸幼稚園の考える「遊び=学び」とは、大人が与えた○○遊びではありません。安心して自分らしく振舞える環境の中で、その子自身が心から「やりたい!」と思った遊びを存分にやり切ることが大切。自ら考え、動き出す自発的なあそびにこそ、学びがあると考えます。主体的に生きていくため、心が育つために最も欠かせない時間なのです。

生活
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「⽣活」を創る

主体者として

谷戸幼稚園には当番活動という概念はありません。みんなで生活する中で直面する困ったことやハプニングも、とても大切な学びの場。そんな時こそ「じゃあ、どうする?」とみんなで考え、はじめて子どもたちから「お当番にしよう」という声があがる。「くじ引きにしたら」というアイデアだってある。友だちと協働し、生活を創造しながら、人に楽しませてもらうのではなく「楽しみを自ら見出せる人」に育ってほしい。これが、私たちの願いです。

五感
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豊かな「自然」が

五感を研ぎ澄ます

多様で、複雑で、ユニークで神秘的な自然を前にすると、いつでも目をキラキラさせる子どもたち。園庭の木々や草花、土や砂、様々な生き物など身の回りの自然がもつ教育力を最大限に享受しながら、「知ること」よりも「感じること」を大切にしています。そのような日常の中で、子どもたちののびやかな感性は育まれていきます。五感を駆使し、身体を通して獲得した自然に対する感覚は、やがてはその子自身の「らしさ」の形成につながっていくのです。

造形
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幼児期の「造形表現」は

⽇常そのもの

描くことやつくることが大好きな幼時期、絵の具や空箱・空容器、草花や葉っぱ、土や水など、全身の感覚を駆使して様々な素材に触れ、子どもたちは心動かしながら赴くままに想像の世界を広げていきます。日々の遊びの中で何気なく生まれてくる子どもたちの表現は、何を表したのか分からないこともしばしばです。まだ、客観性、論理性が確立されていない幼児期、だからこそ自己表現の大きな意味を持っています。「表現」とは、何かを練習して発表することでも、飾るための作品作りでもありません。日常のひとり一人の違った個性を受けとめていくことが、やがて「自分」という存在を大切にし、自分の考えを自分の言葉で語れる次の育ちに繋がっていくのです。

身体感覚
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「身体感覚」の

根っこを育む 

人は、身体を通してのみ外界の物事を感じることができる生き物です。身の回りの様々な事象にかかわりながら「からだ」に刻まれる感覚世界は、やがて、その人だけが持つ固有の身体的な知性となって、生涯の自分を支えていくのだろうと思います。谷戸幼稚園は「造形表現」が注目されていますが、それだけではなく、例えば「音」や「ことば」の世界から感じたイメージを身体で表わすなど、感性と表現を引き出す様々な遊びを通し、日常の中で「身体感覚」の根っこを耕し、心と調和したからだの豊かさを育むことを大切にしています。 モノの感じ方やイメージの捉え方、そして表現の仕方はみんなそれぞれ。友だちがいるからこそ、集団の中だからこそ響き合い、お互いの表現が個性として光るのです。

ごっこ遊び

「ごっこ遊び」で

未来を描く 

自分とは違う誰かになれるごっこ遊びは、憧れの対象や興味ある存在を内側に取り込み、自分にはないものを身につけながら、自分自身を拡大させていく大切な遊びです。子どもたちのやり取りを聞いていると微笑ましい会話がたくさん!一見他愛もない遊びのようですが、でも、友達とそれぞれが抱くイメージを重ね合わせながら、その世界を広げていく、実はかなり高度な遊びです。概念的なものの理解や客観的なものの見方を深めながら、『自分』という存在のイメージを鮮明にし、先の読めない時代でも自分らしく生きていくための力となっていくのです。

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